2023年2月26日
たくさんのご来場をいただき、無事第7回コンサートを終えることが出来ました。
ご来場いただいた皆さま、本当にありがとうございました。
新型コロナウイルス感染症の影響で2018年のコンサート以来、5年ぶりの開催となりましたました。
10月にコンサート開催を決めてからも感染の拡大があり、無事に開催出来るだろうか、新曲の練習が上手くいかない…>.< 1月2月は思わぬ大雪に見舞われやむなく練習を中止したり…と不安要素が多々ありました。
先生の熱心なご指導とすてきなアイデアで、皆さまより温かい拍手を頂くことが出来ました。感謝、感謝です。先生のアイデアはどこからわいてくるのでしょうか?
先生が書いて下さったプログラムノートを紹介します
プログラムノート
「聖母への祈り」 松下耕 作曲
中世以来、カトリックの修道士たちは、聖母マリアに祈りを捧げてから床に就く という事が習慣であり、一日の最後の「祈りの儀式」の終わりにも、聖母マリアに呼びかけて祈る交唱として伝統的に4つの聖歌が歌われてきた。その聖歌のラテン語による言葉を用いて 松下耕 により作曲されたもので、4つの交唱を1組に揃えて、それも邦人により作曲されたのは、極めて珍しいことであり、海外のコンクール等でも高い評価を受けている。
指揮者の「カメリアでこの作品を取り上げてみたい」との予てからの希望がかない、昨年のコンクールで演奏した2曲に1曲加え、本日は全4曲中3曲を演奏いたします。 初のラテン語、多声部のアカペラ宗教曲という難題に挑んだものの、なかなか納得の演奏にはたどり着けませんが、趣の異なった3曲を精一杯の祈りを込めて歌いたいと思います。
「いつの日か」 源田俊一郎 編曲
たくさんの思い出とともに歌い継がれてきた素敵な歌
歌い継がれてほしい思い出の歌
未来の子どもたちに届いてほしいたくさんの歌” (団員 作)
♪歌に映像と団員が綴った詩を加えて「カメリアの童謡の世界」をお届けします。一緒に口ずさんでみて下さい。
懐かしく
ある日の我を顧みて
まだやりたいな
思いのままに(団員 作)
「夢から覚めても」
なかにしあかね 作曲
みなづきみのり 作詞
少女のような純粋さから大人の女性の余裕まで演じ分け、時にひたむきに、おおらかに、また時に男前な頼もしさ…女声合唱団の幅広い可能性を立体的に生かすことのできる組曲を作りたいと考えました。(作曲者解説より)
この作品はコロナ禍の始まる半年ほど前に楽譜が出版され、作曲者と親交のある指揮者宅にも、直々に楽譜が届きました。活動が制限され、練習も休止・再開を繰り返す中で 少しづつ歌い貯めてきたのが、この曲たちでした。
それぞれに作者の想いがこもった5曲ですが、特に第3曲「歌う」と第5曲「夢から覚めても」は、コロナ禍を乗り越えて今日この舞台に立てることとなった私たちには、心を動かされる まさに「今」を歌った曲となりました。
「歌える喜び」と「ここから次の一歩を踏み出す決意」を曲に込めて歌います。
by指揮者
いつも応援してくだる皆さま、行ってらっしゃいと心良く送り出してくれる家族。 私たちは “きっと幸せ” です!
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